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組立工程の改良は自動車メーカーにとってのリスクを排除 途切れのないセダン組立のための物流面の問題を解決

 
 
専門知識

自動車インテリアの最も小さな部分でさえ細部までこだわることは、各モデルの固有デザイン、性能、工学、そして価格分類にまで影響します。インダストリー・プロダクツカンパニー (オハイオ州ピクア) は、北米で製造された車両のトランクフロア部の大部分を製造し、荷台のフロア部の製造も増強しつつあります。IPCの成功は以下の特徴によって支えられています:

 
   素材、コスト、カスタマイズされたオプションに関する最新の市場知識に基づく徹底的な研究開発プロセス

   各素材がどう機能するのか、あるいは特定の製品に組み込まれた場合の使用可能範囲、物理的特性に関する柔軟性、強度、耐久性、性能などの専門的な知識。

   問題の規模を問わず、顧客をサポートするために一貫して実行された迅速な対応能力。
 
状況

危機的状況下においても迅速に高品質の部品をお届できるIPCの能力を個人的に経験された方が、大手自動車メーカーに転職した後、IPCを雇用主に推薦しました。米国内でも大きな存在である日本のメーカーは、現行のサプライヤーが長期での部品契約を果たすことが出来ない見込がある事を懸念していました。

顧客は窮地に直面していました。それは、既存の契約を解消し、残存する生産を新しい部品供給メーカーに裁定するか、または現行維持を通し現在の1社で最終的な組立完了 (更に15ヶ月を要する) を前に供給不能の事態を招く危険を冒すか、と言うものでした。結局、そのメーカーはリスクを最小限に抑える方を選び、2つの州で製造されている車両向けにタイヤカバー部品を供給するために、2005年晩夏、IPCを選びました。 

IPCのチームは全力で対処しました。タイヤカバーの製造に加え、場所、梱包、および部品の配送を含む他の点に対処しなければなりませんでした。たとえば、以前のサプライヤーは、顧客の工場と隣接していたために、部品配送のための木枠などの回収可能な梱包材を購入し確保する必要がありませんでした。

IPCは、以下の第一歩を決めるために、顧客と協力しました。
     
   部品仕様の探索すること。
   梱包費と配送料を比較して、供給と配送の解決方を特定すること。
   両方の現場に部品を迅速に配送するのに最良の方法を決定すること。
   IPCが在庫部品の連続供給を確保する方法を確認すること。
     

タイヤカバーの抜き型は 914.4mm x 914.4mmの硬質板製と7.5cmの発泡緩衝材で、そのサイズと重量のため回収可能コンテナにはうまく収まりませんでした。拡張可能な梱包材もまた、有効な選択肢ではありませんでした。その上IPCは、リベットで留められた留め金と緩衝材を含む、寸法381mm x 203.2mmの硬質板の抜き型部分で、荷台カバーを生産する事になっていました。部品がより小さく軽量であったため、輸送はそれ程困難ではありませんでした。この部品の組立完成品は、顧客の製造工場の近くで専属の物流業者に引き渡されます。

 
解決策
     
   IPCは、現地市場に合ったタイヤカバーを製造するために、一州の近郊で専属の物流業者を確保しました。
   IPCは、タイヤカバー部品の組立工程を管理しました。またIPCは、顧客の仕様基準を確実に守り、製品品質と梱包条件を満たすため、現場のスタッフに徹底した指導を行いました。IPCのチームは、これらの基準が生産開始前に習得されていることを確認するために、品質管理とテストにかなりの時間を費やしました。
   IPCは資材と部品を提供し、タイヤカバーの組立と梱包のため南部に出荷しました。
   IPCは、オハイオ工場でより小型で軽量な荷台カバーを製造し、運送業者に出荷しました。業者は回収可能コンテナにタイヤカバーと一緒に梱包し直して配送を請け負います。
     

成果

IPCは、重大問題を抱えた世界的な自動車メーカーから、問題解決策の提案を求められるようになりました。創業 40年、タイヤカバーと荷台フロアの製造を開始して25年のIPCの経験が、顧客が抱える問題に有益な打開策を提供できるようになりました。

   これにより顧客は、比較的無名なサプライヤーとの取引を決めました。結果、それは長期的視野で利益を考えた、危機管理上の決定となったのです。2つの工場への大規模な組立部品の継続的な納入を可能にしたのです。

   IPCは初めから選ばれた部品サプライヤーではありませんでしたが、革新的な解決法で部品の納入期限を守り、顧客のニーズに応えるという目標を常に固守しています。

「私達は、地域で十数年に渉り実績を積んできたティア1のサプライヤーとして、そのノウハウを買われ、しばしば企業の危機的状況の管理を求められます。直面する問題が複雑であるほど、私達はより創造力を働かせる必要があります。そのとき、顧客との相互関係が、長期的利益を生むために正しい決定を下すカギとなります。」−リック・レイマー (エンジニアリング・ディレクター)

 
       
       
       
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